精神障害者にとって「自己決定」とは何か?
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概要
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今日、社会福祉援助技術にとって「自己決定」は重要な価値である。精神障害者は従来「自己決定できない者」とされ、パターナリズムによる援助者中心の処遇が行われてきたが、それも変化してきている。しかし現実には当事者の「自己決定」に委ねることが必ずしも当事者利益に繋がらないケースもある。この論文では効率と自己責任中心の「硬い自己決定」ではなく、当事者が援助者との関係性の中で自己決定を行うという「柔らかい自己決定」こそが社会福祉援助技術で言う「自己決定」であると提言している。
- 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の論文
- 2005-03-10
著者
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