新潟県内の保健所における引きこもり家族教室について
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概要
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近年引きこもりが社会問題化し、その対応の重要性が叫ばれているが、本来積極的に対応するべき保健所等の公的相談機関は、その対応のためのノウハウが蓄積されておらず、十分な対応ができていない。本論文では引きこもり者に対する援助は、保健所が現在行っている統合失調症支援モデルが援用できることを提示する。そして、専門家による積極的支援の必要性と、専門家支援導入には家族の役割が重要であることを強調した家族教育プログラムが有効であることを述べる。また保健所における家族教室の実施を踏まえて、今後の課題を考察した。
- 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の論文
- 2004-03-10
著者
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