無線アドホックネットワークにおける接続成功確率の理論的検討
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概要
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無線アドホックネットワークは従来のスター型ネットワークにないロバスト性を持ち,その利用法として大規模災害時等,既存のインフラストラクチャーが使用不能になった場合の局所的ネットワーク構築などがある.通信手段の絶たれた被災地において,警察官・消防署員などの救助隊員がアドホックネットワーク端末を持ち,緊急連絡網を確保することが可能になる.しかし,対象エリア面積に対する必要端末数,端末の通信性能が重要であり,実際の活動では,どれだけの端末数,言い換えるならどれだけの救助隊員,を投入すればどのような通信品質が得られるのかを事前に知っておくことが極めて重要である.本論分ではエリア面積,端末数,通信可能範囲と接続成功確率との関係を理論的に考察し,更に計算機シミュレーションによりその妥当性を検証した.
- 東海大学の論文
- 2006-03-31
著者
-
水野 秀樹
東海大学開発工学部情報通信工学科
-
竹本 憲治
東海大学開発工学部情報通信工学科
-
佐藤 洋一
東海大学開発工学部情報通信工学科
-
水野 秀樹
東海大学開発工学部医用生体工学科
-
水野 秀樹
東海大学開発工学研究科
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