教師受難期における小学校教師の自律性に関する一考察
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概要
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わが国の学校教育において,教師が置かれている多忙や自律性の喪失などの状況の深刻さは,以前から指摘されてきたが,なかなか改善が見られない。問題の放置は,教師の疲弊や教育の質の低下を招き,学校教育に悪影響を及ぼしている。いじめ問題や学力問題の改善には,子どもに最も近い教師の果たす役割が大きいことは明らかである。本稿では,教師と子どもの関係が密接な,学級担任制の小学校に焦点を当て,教師の同僚制の構築と自律性の尊重が問題解決の手がかりとなることを,実践例を交えながら検討していく。
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