脳動脈瘤・頚動脈狭窄症に対する脳血管内治療(<特集>一般脳神経外科医が知っておくべきsubspecialtyの知識)
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概要
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脳動脈瘤に対して行われる一般的な血管内治療は,瘤内コイル塞栓術(コイル治療)と母動脈閉塞術である.破裂脳動脈瘤に対するコイル治療の有効性は,ISATによって確認された.コイル治療に適した動脈瘤は,アプローチしやすく,neckが4mm以下,もしくはdomeの50%以下で,径が10mm以下のものとされる.10mmを超える大型動脈瘤では,高率に再開通を生じ,長期成績が良好とはいえない.部分血栓化動脈瘤の瘤内塞栓術は無効とされている.頚動脈狭窄症においては,内膜切除術(CEA)に対するステント留置術(CAS)の非劣性がSAPPHIRE試験で確認された.本邦では,CEA高危険群で症候性50%,無症候性80%以上の頚動脈狭窄症がCASの適応となる.低侵襲であるが,不安定プラークにおける末梢性塞栓症が課題である.
- 2010-01-20
著者
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桑山 直也
富山大学医学部脳神経外科
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桑山 直也
富山大学 脳神経外科
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桑山 直也
富山大学医学部 脳神経外科
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桑山 直也
富山大学医学部脳神経外科:富山大学医学部脳血管内治療科
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桑山 直也
富山大 医 脳神経外科
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