文科系の生徒を対象とした物理授業デザインとそこでの学び
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概要
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本研究では,これまであまり議論されてこなかった文科系の生徒を対象とした物理授業の一つのモデルとして,生徒の興味関心を重視した体験型学習主体の「物理IA」授業モデルを提案した。しかし体験型学習は,「学び」というよりは「遊び」に終始しているのではないかとの指摘がある。そこで自由記述型の質問紙調査を実施し,生徒が,本授業モデルにおいて設定した4つの体験型の学習活動をどう捉えたのかを,「遊び」と「学び」の観点から探った。そしてこれらの結果から,「遊び」的な学習活動が「学び」へと転換する可能性について考察を展開した。
- 日本物理教育学会の論文
- 2003-09-16
著者
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