往復時間を測る装置を用いた音速測定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
遠く離れた建物などに向かって拍子木を叩けば,少し遅れて反射音が聞こえる。拍子木を叩いてから,この反射音が聞こえるまでの時間を,簡単に測る装置を考案した。手軽に持ち運びのできるこの時間測定装置を使えば,音が往復した距離を時間で割るだけという単純な原理で,音速の値が正確に求められる。実験の方法も簡単であり,グループ実験も可能なことから,中学校や高校での生徒実験として,十分,利用できると思われる。
- 日本物理教育学会の論文
- 1992-09-05
著者
関連論文
- E114 日本の歴史上での実験を取り入れた理科教育
- 『舎密開宗』とカステレインの化学書
- ニューコメンの大気圧機関の復元装置の試作
- 学力の意味するもの(理科教育における教育基礎論の重要性,近畿支部特集)
- 24pZM-2 これまでの物理教育、これからの物理教育
- 万歩計や振子時計の原理を示す模型の製作
- エレキテルをめぐる人々(連載 科学史)
- わが国の中等物理教育成立期の物理教育観(近畿支部特集(物理教育に現代的自然観を))
- 橋本宗吉のエレキテルと佐久間象山の電気治療器の復元
- 佐久間象山の科学研究とオランダ科学書 - 電気治療器の製作と Elektrische Stroomen -
- スネルの表現を用いた水の屈折率の測定
- 往復時間を測る装置を用いた音速測定