新らしい形の連成振子(I)
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概要
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結合した2つの振子の間のエネルギー伝達の問題は2つのおもりの運動が時間の関数として求められ,うなりの現象のあることが分っただけではまだ解決したことにはならない.そう考えて,振動の各位相のところで振子の持っているエネルギーを調べてみると,この問題の複雑でむずかしいことがわかった.その理由の1つは振動のエネルギはおもりの水平方向の運動だけではわからないのに,通常水平方向の運動の解しか求められていないことである.著者はこの問題を研究している間に,むずかしい数式など使わないで,しかも分りやすく説明するのにきわめて都合のよい連成振子を考案した.この振子を用いての説明の仕方を報告する.
- 日本物理教育学会の論文
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