機械共振を測る装置
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概要
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Lorentz型の共振曲線(減衰調和振動子の振幅〜周波数特性,位相周波数特性)を調べる実験は普通電気回路を使って行われている.電気振動の場合には可変周波数発振器とオッシロスコープがあれば実験できるからである.しかし吾々の試作したものは鋼線で円板を吊したねじり振動子の上端にねじり振動を加える形式の機械的な共振装置である.局期の長い機械振動を用いることによって振幅および位相の変化を観察,測定し易くすることができ教育上の効果も大きい.この実験では減衰の大きいときには短い時間で定常に達するが減衰の小さいときには定常に達するのにはるかに長い時間を要することも実感として捕えることができる.
- 日本物理教育学会の論文
- 1976-11-25
著者
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