モアレ縞による円形波 : 幾何学的方法
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概要
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2枚の格子,即ち√<x^2+y^2>=kλ-(λ/p)y (k=0,±1,±2,・・・・)を満たす固定格子にピッチpのy=hp (h=0,±1,±2,・・・・)を満たす移動格子を重ねて作られるモアレ縞によって,波長λ(=mp)の円形波が原点を中心としてできることが示される.移動格子をy軸の負の向きにv_yの速さで動かすと,この円形波の波面が速さv(=mv_y)で中心から放射状に外に向かって拡がってゆく.この円形波で2つの波源による干渉,平面による円形波の反射等の現象が,容易に動的に観察できて波動現象の理解に有効と思う.固定格子の式は2つの方法,即ち幾何学的方法と解析的方法で求められるが,この報告では前者についてのべる.
- 日本物理教育学会の論文
- 1982-02-25
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