モアレ縞を利用した群速度表示器
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概要
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波の群速度,とくに群速度と位相速度との関係を視覚的に示すために,モアレ縞を利用したモデル表示器(群速度説明器)を作成した.正弦波のモデルとして等間隔平行線群(格子)を用いると,群速度は,格子間隔の違う2枚の格子を重ねて進行速度を少しずらしたときの,モアレ縞の移動速度によって表される.格子(板)は格子間隔1.Ocmと0.9cmのものを用い,その駆動は直径(歯数)の異なる2個のピニオンとラックを用いて行った.表示器の寸法はL58×H13×D8cmで,重さは約1.8kgである.
- 日本物理教育学会の論文
- 1980-12-05
著者
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