統合失調症の諸症状の意味するもの : Schneiderの一級症状と二級症状に関するコンピタンス臨床心理学的視点からの分析
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概要
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The purpose of this study was to examine Schneider's first-rank and second-rank symptoms of schizophrenia in terms of competence clinical psychology. In competence clinical psychology, it is hypothesized that symptoms or problem behaviors will be caused by dysfunction of competence consisting of five factors with 24 components. Schneider's symptoms were described as dysfunctional symptoms in three factors, cognitive, social and survival competence including seven components. The most important dysfunction was found in the factor of cognitive competence including sensation and perception (six symptoms), thinking (four symptoms), and cognitive style (two symptoms). No dysfunctional symptoms were found in factors of physical and general self-esteem competence. Diagnostic criteria for schizophrenia in DSM-IV-TR and ICD-10 will be examined in further studies.
- 駒澤大学の論文
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