小児看護学実習の教員のかかわりに関する文献検討
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概要
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本研究の目的は、小児看護学実習の教員のかかわりに関する文献を分析し、教員の今後の課題や研究の方向性などを明らかにすることである。平成9年度(1997年度)のカリキュラム改正により実習時間が短縮されたことで、教員の学生へのかかわりがどのようになったのかを知るために、改正後に調査をした文献20件に焦点をあてた。文献は、事例検討が12件、質的研究が2件、量的研究が6件であった。文献の内容を分類すると、学生と子どもへのかかわりについては10件、学生と家族へのかかわりは2件、臨床実習指導者とのかかわりについては8件であった。結果、学生が子どもやその家族へのかかわりについて戸惑っている場面への教員のかかわりについては、事例検討が多く、学生の不安や戸惑いに教員は注目して学生とかかわっていく必要があることが明らかになった。また、教員の臨床実習指導者とのかかわりについての研究は、量的研究により報告されたいた。
- 2007-09-20
著者
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