「ソーシャル・サポート」研究の現状と課題
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概要
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1. ソーシャル・サポートとは (1) ソーシャル・サポートの定義とその変遷 (2) ソーシャル・サポートの定義における問題点2. ソーシャル・サポート研究におけるアプローチ (1) 社会的包絡(social embeddedness)としてのソーシャル・サポート ・社会的紐帯の存在の査定とその問題点 ・社会的ネットワーク分析とその問題点 (2) 「知覚されたサポート」としてのソーシャル・サポート ・緩衝仮説と直接仮説 ・「知覚されたサポート研究」とその問題点 ・「知覚されたサポート」の健康増進メカニズム (3) 「実行されたサポート」としてのソーシャル・サポート ・「実行されたサポート」とは ・「実行されたサポート」における理論と問題点3. 総括 : ソーシャル・サポート研究の動向と課題There have been numerous investigations of the effects of social support on well-being. However, we still know virtually nothing about why and how this connection exists. In this paper, conceptual, methodological, and theoretical problems in studying social support are reviewed and discussed. Following the three taxonomic categories of social support (support as social embeddedness, support as perceived, and, support as enacted) developed by Barrera (1986), discussion centers on delineating both advantages and disadvantages within each approach and suggesting an integrated strategy for future investigation.
- 慶應義塾大学の論文
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