シングルモードファイバ結合による空間光通信機の設計と性能評価(通信・放送システム,<特集>光・無線融合技術をベースとするシステムとデバイス論文)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
空間光をシングルモードファイバに効率良く結合し,1本のシングルモードファイバと等価な通信路を実現するためには,高精度かつ広帯域の追尾システムと回折限界の結像ができる光学系が必要である.衛星間光通信の技術開発成果を活用することにより,この条件を実現した空間光通信システムの設計例と,地上の1kmの水平伝送区間における動作評価実験の結果,特に大気揺らぎの影響について報告する.超小型の精追尾ミラー駆動機構と,新たに開発した追尾センサ,アナログPID制御回路により,2kHzを超える制御帯域をもった小型の追尾光学系を実現した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-01-01
著者
関連論文
- 準天頂衛星搭載環境監視用大型望遠鏡(宇宙応用シンポジウム-災害監視衛星特集-)
- 成層圏プラットフォームの利用を想定した通信・放送システム実証実験 : 高高度飛行船を使った実験の概要
- 近距離の1対1衛星間中継に適した超小型光通信装置の設計と地上での性能評価(衛星・搭載機器,安心・安全な社会を支える衛星通信とその応用技術論文)
- 衛星間光通信用の超小型精追尾システムの開発(衛星通信システム技術,適応信号処理及び一般)
- コヒーレントレーダ方式の相関処理方法(レーダとその応用及び一般)
- シングルモードファイバ結合による空間光通信機の設計と性能評価(通信・放送システム,光・無線融合技術をベースとするシステムとデバイス論文)
- 電波は3000GHzまで?
- 宇宙ステーションにおける光通信実験装置の検討 (光COE特集)
- シングルモードファイバ結合の光空間通信による10Gbps伝送実験(モバイル・アドホックネットワーク,ユビキタスネットワーク,モバイルネットワーク及び一般)
- 10Gbit/s以上の高速大容量を実現した光無線通信装置の大気揺らぎ環境下における伝送特性(ネットワーク社会の更なる発展を支える光通信技術論文)