先駆的二人称から見た存在(教育政策研究 : 哲学、比較、開発)
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概要
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存在は一ではなく,二へと分裂している.オイディプースは真実を知ったとき,記憶と現実の真実の二重性へ飛躍し苦悩した.存在の分裂を「存在の球面理論」で表象できる.球の表面は「対象化できないもの」を表し,裏面は球の中心に位置する視「点」によって「対象化されたもの」を表す.存在の分裂の苦悩を癒すものは,倫理的に与えられる「先駆的二人称」である.先駆的二人称とは,一人称が三人称との出会いを予期し,先駆的に二人称のペルソナをつけることである.先駆的二人称の愛によって,分裂した存在はゆっくりと和んで行く.先駆的二人称から見ることによって,一人称の知とも三人称の知とも異なる二人称の知が始まる.そこに「存在科学」の立場がある.
- 国際基督教大学の論文
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