存在の表と裏(教育哲学)
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概要
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存在の問題について考える上で,存在には表と裏があると考えるのがよいであろう.存在の表面の学は人文科学的研究であり,存在の裏面の学は自然科学的研究である.表面からは裏面は見えず,裏面から表面は見えない.この対立する二つの学を安易に統合することなく,方法論的二元論によってプラグマティックに繋ぎ,二つの学の「学際的研究」をすることが求められる.そのような考え方を樹立するためには,西田哲学の主客未分の「場所」における主客の分節という考え方を応用し,表面の学における「場所」の直接性と裏面の学における主客分離の間接性の間を変換する空間を基礎とすべきであろう,存在科学はそのような学際的研究の上に基礎づけられるべきであろう.
- 国際基督教大学の論文
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