大学キャンパスの計画デザインについての行動心理学(教育心理学)
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概要
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本論は,大学のキャンパス環境と大学の教育使命の重要なつながりに焦点をあてた研究を目的とする.本論では,大学のキャンパス環境全体に特に重点をおき,労働や生活する環境へのデザインおよび評価に,心理学的見地の理論および方法論をとり入れる重要性を論じる.今回は,インターネット上の日本国内外の大学案内を用いて調査をし,各大学の掲げる教育目標が達成可能となるように,キャンパス環境が果たす役割を,大学機関が認知できるように明記した.本論は,米国のオハイオ州立大学のキャンパスデザイン計画の原則を基本に施行した,国際基督教大学(三鷹)のキャンパス環境に対する事例研究に基ずいている.本調査結果は,現況のキャンパス環境全体の幾つかの限界点を示すと同時に,また,大学が提唱する教育使命の遂行を最大限可能とする為に,キャンパス環境への使用者の必要および応答への評価の重要性を指摘した.
- 国際基督教大学の論文
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