ライフサイエンス統合データベースセンターと統合データベースプロジェクト(<特集>ファクトデータベース)
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概要
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近年,これまでの塩基配列決定法を改良した高速DNAシーケンサーやDNAマイクロアレイといった大量にデータを産生する実験装置の普及によって,DNA塩基配列や遺伝子発現プロファイル情報が利用可能となっているものの,そういったデータを解釈して医学生物学的に新たな知見を得ることがそのデータの大量さ故に困難になってきている。そのような状況下で,文部科学省による「統合データベースプロジェクト」が平成18年度から5年間の年限プロジェクトとして立ち上げられた。本稿では,そういった研究を支えるインフラとして機能しつつある同プロジェクトとそれの中核機関であるライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)に関して紹介する。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2009-04-01
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