褥瘡に対する超音波照射の効果についての臨床研究(平成18・19年度助成研究報告書)
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概要
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マクロファージや線維芽細胞などに対する超音波照射の効果は出力強度に依存していることが示されている。しかし,先行する臨床研究では創面に到達する超音波の強度が把握されていない。ドレッシング材の超音波透過率に基づいて適切な超音波照射を実施すると,超音波照射後3〜4週間後に創の縮小が加速する傾向が認められた。次に,超音波照射期間を2週間に短縮して実施すると,超音波照射開始直後に創の縮小が加速する所見が認められ,また,先行する症例とは異なり,超音波照射時に滲出液が増加しなかった。創の縮小と滲出液の関係を解明する必要がある。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 2009-04-20
著者
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