「分らない」の第二言語学習タスクにおける出現頻度と分布
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概要
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この論文は、文法・読解・ビデオ教材を使用した英語学習において、第二言語学習者が発する知識や理解の不足を表す発話(「分からない」)の頻度と分布について考察したものである。データは共同問題解決学習に取り組む49名の日本の英語学習者から録音採取した。分析の結果、学習者の発する「分からない」という発話は、問題解決方法を相手に提案する時と相手が提案した解決方法に答える時に、特に頻繁に出現することが分かつた。また、「分からない」が会話連鎖の中で果たす種々の機能は、学習課題によって出現頻度が異なることも明らかになった。
著者
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