現代青年の友人関係に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究の第1の目的は,現代青年の友人関係の特徴を明らかにすることであった。大学生228名に友人とのつきあい方に関する尺度を実施し,その因子得点をもとにしたクラスター分析の結果,「本音群」「無関心群」「気づかい群」「うわべ群」「独立群」の5つの群が見出された。次に,友人とのつきあい方の5群による基本的信頼感・社会的スキルの違いを(目的2),および精神的健康の違い(目的3)を検討した。上記と同様,大学生228名に,基本的信頼感尺度,Kiss-18,GHQ-28を実施した。その結果,基本的信頼感や社会的スキルは,本音群が他の群よりも高いことが明らかとなった。さらに,無関心群と独立群は,本音群より精神的健康が低いことが明らかとなった。
著者
関連論文
- ADHD児の自尊心に関する研究 : Summer Treatment Programを通して
- 現代青年の友人関係に関する研究
- 空間象徴図式の検討 : Grunwaldの空間図式からの展開
- 妊産婦の妊娠の状況と抑うつ状態との関連