定在波レーダにおける距離スペクトルの位相を用いた高分解能距離測定法
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概要
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マイクロ波、ミリ波レーダ方式としてパルス、FMCW、周波数拡散などのタイプが研究開発されてきたが、これらとは別タイプのレーダとして、定在波を利用して測距を行うレーダ(定在波レーダ)が提案されている。定在波レーダの分解能は、被変換データ長とFFTデータ長に依存するが、数ミリ単位の分解能が要求される場合もあり、分解能の向上が大きな問題である。そこで、我々は、距離スペクトルの位相情報から絶対距離を求める手法を提案する。シミュレーションの結果、FFTデータ長に依存することなく、少なくとも数ミリ単位で距離を求めることが可能であることが確認された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-05-21
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