成人看護学におけるディベート演習についての検討
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概要
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本研究の目的は,成人看護学で行っているディベート演習が,学生のどのような学びにつながっているかを明らかにすることである。2005年度2年次学生の演習レポートについて分析を行った。学生は,ディベート演習において「多様な考え方の理解」,「自分の意見の変化」,「新しい意見の発見」について学び,ディベートに必要な能力について気づくことができた。また,ディベート演習を通して,自己を振り返り,自身の傾向に気づき,今後の課題へとつなげていた。学生はディベート演習に対して肯定的な感想を持っていた。ディベート演習の今後の課題は,導入を丁寧に行うこと,円滑にディベートができるよう明確な設定を提示すること,丁寧なまとめをすることである。
- 名寄市立大学の論文
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