体の美しさに関する研究(その18) : 男性の化粧品使用の実態と化粧行動の意識(2)

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概要

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男性の化粧品使用の実態と化粧行動の意識について,職業による違いを探った。その結果をまとめるとおよそ次のようであった。1 どの職業の人も,日常よく使用している化粧品は,「洗顔料」や「整髪料」であった 2 「学生」が,肌の手入れを始めた時期は,中・高校生から,それ以外の職業の人は,高校生か社会人になってからが多かった。3 肌の手入れをする理由は,「身だしなみ」,「肌のトラブルを防ぐため」が多かった。「学生」「フリーター」は,「異性を意識して」,手入れする人もみられた。4 どの職業も,肌の手入れを「自己流」でする人が多かった。男性専用の化粧品を使う人は,約80%であった。学生は,「髪」を,会社員は,「ひげ」,「髪」が肌の手入れで重視する箇所であった。5 どの職業の人も,化粧をした時の気分は,「気が引き締まる」,「気合いが入る」,「落ち着く」の回答が多かった。6 肌のトラブルは,「吹き出物」,「肌荒れ」,「かゆみ」の経験者が多かった。

著者

金田すみれ
福山市立女子短期大学

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