給食管理実習における衛生管理教育2
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概要
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学内給食管理実習における学生の衛生管理意識と実施項目について、アンケート方式による調査を行った。アンケートより、学生は実習において衛生管理の中でも特に従事者の衛生管理に関する項目について心がけていることがわかった。その中でも「手洗い」が多く挙げられ、従事者の衛生管理意識向上のための1バロメーターとして、手洗いの活用が可能であることが示唆された。しかし、意識の高い従事者自身の衛生管理項目についても、その実施内容については、アンケートからも手指の細菌検査結果からも十分であるとは言いがたく、教える側の考える「十分な衛生管理」と、学生の考える「十分な衛生管理」との意識格差が浮かび上がった結果となった。今後、学内実習のみならず給食現場においても活用できるような、効果的な衛生管理教育手法に関する検討が必要である。
著者
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