有機肥料または化成肥料農作物の電子顕微鏡による微細構造観察
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概要
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有機および無機(化成)肥料で栽培した穀粒や茎を,収穫直後あるいは長期保存し,その形態を光学顕微鏡および電子顕微鏡(SEMおよびTEM)で比較したところ,有機および無機肥料栽培間に差異が観察された.とくに穀粒においては,有機肥料栽培に比して無機肥料栽培で細胞間の隙間が多く,細胞膜が薄かった.この差異は長期保存した水稲(日本晴,20年間常温にて精米で保存)と陸稲(はたきぬもち,18年間常温にて精米で保存)で顕著であった.
著者
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中村 好男
愛媛大学農学部
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中村 好徳
Kuju Agricultural Research Center Faculty Of Agriculture Kyushu University
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加藤 奈都実
愛媛大学農学部
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