固体CaOを分散した溶融シリケートスラグの熱伝導度の測定と推算(<特集>マルチフェーズフラックスを利用した新精錬プロセス技術)
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概要
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The present work has aimed to confirm experimentally the applicability of the following prediction equation for thermal conductivity to molten silicate slags with dispersing CaO phase:λ_<eff>=(3λ_1+2f_0(λ_0-λ_1))/(3λ_0+f_0(λ_0-λ_1))λ_0 where λ_<eff> is the effective thermal conductivity of the whole system, λ_0 and λ_1 are the thermal conductivities of the matrix and dispersing phases, respectively, and f_0 is the volume fraction of the matrix phase. The above equation was conventionally proposed to predict thermal conductivities for two-phase systems with dispersing phases such as composite materials, and thus it was required to investigate its applicability to liquid samples with dispersing solid phases. First, thermal conductivity measurements were made at room temperature on silicone oil having polyethylene dispersion and gel and paraffin having alumina dispersion as well as the single phases of the constituent substances. Likewise, thermal conductivities were also measured on molten CaO-3mass%SiO_2-37mass%Al_2O_3 slags having CaO dispersion at 1743K. These measurements have confirmed that the prediction equation applies to the two-phase systems with dispersing phases used in the present work. Thus, it is likely that thermal conductivities of molten silicate slags with dispersing CaO phase can be predicted from the equation using the thermal conductivities of CaO and molten slags and the volume fraction of CaO at a given temperature as long as no percolation of CaO occurs.
- 2009-03-01
著者
-
遠藤 理恵
東京工業大学大学院理工学研究科
-
須佐 匡裕
東京工業大学大学院理工学研究科
-
小林 能直
東工大理工
-
遠藤 理恵
東京工業大学
-
須佐 匡裕
東京工業大学
-
須佐 匡裕
東京工業大学工学部
-
土田 尚彦
東京工業大学大学院
-
小林 能直
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻
-
小林 能直
東京工業大学大学院理工学研究科
-
須佐 匡裕
東京工大
-
土田 尚彦
東京工業大学大学院:(現)キヤノン(株)
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