将来をみすえた介護福祉教育(第5報) : 卒業生へのアンケート結果より医療行為に関する教育について考える
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概要
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当校は、平成15年度から選択教科の一つとして「家庭看護演習」を設定している。今回、本校の卒業生が介護現場で医療行為についてどのような経験をもつのか、研修状況等の調査と医療行為に関する教育について検討した。その結果、卒業生はいずれかの医療行為を現場で経験していた状況であり、介護福祉士の拡大された業務に対しての正確な知識を持たずに勤務していること等の現状が明らかであった。卒業生への卒後のフォローアップの必要性と介護基礎教育における「原則として医行為ではないと考えられる行為」の項目については、医療者が医療行為を行う際の思考過程を踏まえた教授方法の必要性が示唆された。
- 植草学園大学の論文
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