SD法による態度測定に関する研究
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概要
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現代の青年女子が,どのような生き方を理想としているか調べるために,11の生き方を15の尺度上に評定させた。平均選択順位は,従来の研究結果とほぼ一致し,社会的な生き方よりもむしろ,個人的傾向が強くあらわれている。また,好まれる生き方の内包は,美しい,価値ある,積極的,活動的,etc.ということが明らかにされた。尺度間相関マトリックスの因子分析の結果,一般的な意味構造とは異なる意味構造がみい出された。また,"evaluative"な色彩の強い「生き方」の好みを予測する上で,第I因子の"evaluative"因子が最も有効であることが指摘された。
- 活水女子大学の論文