アンヌ・ド・ブルターニュ : フランス王国と共に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
16世紀初頭、イタリア全土はヨーロッパの強国の利益が複雑に絡み合い、混乱の極みにあった。フランスも、シャルル8世からルイ12世に治世が移ったとはいえ、イタリアへの干渉を継続していた。だが次第にフランスは、他の国々と敵対するようになり、孤立を深めていった。王妃アンヌは、教皇との争いを避けるための外交努力に心血を注いだが、その過程で帰らぬ人となった。夫のルイも、あとを追うようにして亡くなり、フランソワ1世の時代となる。アンヌの悲願だったブルターニュ公国の独立は、もはや望むべくもなく、1532年、最終的にフランス王国に併合される。本編は、アンヌ・ド・ブルターニュ研究の最終章である。
- 日本大学の論文
著者
関連論文
- アンヌ・ド・ブルターニュ : ブルターニュ公国再興のために
- アンヌ・ド・ブルターニュ : フランス王国と共に
- アンヌ・ド・ブルターニュ : いまふたたびフランス王妃として-アンヌとルイ12世の結婚
- アンヌ・ド・ブルターニュ : アンヌとシャルル8世の結婚
- アンヌ・ド・ブルターニュ : 二度フランス王妃になったブルターニュの女公爵