アンヌ・ド・ブルターニュ : いまふたたびフランス王妃として-アンヌとルイ12世の結婚
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概要
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シャルル8世のイタリア遠征は、当初の思惑どおりに事は運ばなかった。だが王侯貴族たちが、円熟期のルネサンス文化に直接触れたことの意味は大きかった。フランスのルネサンスは、実にこの時期から開花していくのである。一方、シャルル8世は不慮の事故で他界し、若くして未亡人となったアンヌ・ド・ブルターニュは、新国王ルイ12世から結婚を申し込まれる。こうしてアンヌは、二度目のフランス王妃となり、宮廷で大きな力を持つようになる。本論は、これまでに発表したアンヌ・ド・ブルターニュについての考察の続きである。
- 日本大学の論文
- 2004-07-30
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