マイネッケの歴史主義論における「ゲーテとランケ」
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概要
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マイネッケ(一八六二-一九五四)は個別性と発展という二つの根本概念に支えられた歴史主義を「西洋の思考が経験した最大の精神革命の一つ」とみなしている。彼によって歴史主義の推進者とされるゲーテと、近代歴史学を基礎づけたランケにはどのような関連があるのだろうか。この点に関して、マイネッケの『歴史主義の成立』(一九三六)を中心に考察する。
- 国立音楽大学の論文
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