コンピュータと40年 : 折々の所感(藤尾好則教授退職記念号)
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概要
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1966年(昭和41)、日本電気株式会社(NEC)へ入社、黎明期の電子計算機(コンピュータ)設計業務に従事してから現在のWeb2.0の時代まで、激しい技術革新の波にさらされたコンピュータとの付き合いは約42年になる。NECでは手探りで磁気テープ制御装置の開発に悪戦苦闘、流通サービス企業の業務革新を推進するためコンピュータ・システムの開発を支援、さらにSEや顧客への基本ソフトウェアの技術支援や苦情処理業務に従事する。1986年、郵政省の外郭団体である日本データ通信協会へ出向、我が国の電気通信システムの在り方を調査研究して数々の提言を行う。NECへ復帰後は日本におけるソフトウェアの生産性向上のための国家プロジェクト「シグマシステム」を担当、CASEツールの製品化やCASEツールの応用を調査・研究。この間、郵政省、通商産業省、労働省関連の仕事に7年間従事する。1994年(平成6)、熊本県立大学の教授に就任。以来14年間、情報教育・情報関連の研究を行い現在に至る。退職を機に、これまでの出来事を簡単に紹介して、その時、感じたこと、印象に残ったことを記す。最後に、大学在職中は、総合管理学部の教員の方々を始め、熊本県立大学の教職員の皆様には大変お世話になりました。感謝の意を表して、ここに筆を置きます。
著者
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