肺癌に対するラジオ波焼灼療法(第22回日本肺癌学会肺癌ワークショップ)

元データ 2008-10-20

概要

肺癌は本邦のみならず,世界的にも死亡原因の上位を占める大きな問題となっている.しかし高齢や心肺腎機能などの問題から,根治的治療法である外科的切除根治的手術ができない患者が多いのも事実である.ラジオ波焼灼療法は手術不能肺癌患者の治療法として開発され,近年その有効性,低侵襲性などについて述べた報告が増加している.しかしdeviceの違い,焼灼の出力,時間など未知の部分が多く,治療法は確立されていない.岡山大学では倫理委員会の承認のもと2001年6月から治療を開始し,以来2007年4月末までに312人,853結節の肺腫瘍の治療を行ってきた.その結果,累積一次,二次局所制御率は3年でそれぞれ58%,66%であった.生存率に関しても,原発性肺癌I期,肺切除後再発例,大腸癌肺転移症例などでは比較的高い生存率が得られている.今回肺癌に対するラジオ波焼灼療法を,適応,手技,治療成績,合併症,今後の展望などを含めて当施設の経験を中心として述べていく.

著者

金澤 右 岡山大学医学部放射線医学
郷原 英夫 岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科放射線医学
金澤 右 岡山大学大学院医学系研究科放射線科
金澤 右 岡山労災病院 放射線科
郷原 英夫 岡山大学医学部歯学部附属病院放射線科
郷原 英夫 岡山大学医学部歯学部附属病院 放射線科
Kanazawa Susumu 香川県立中央病院 放射線科
Kanazawa Susumu Department Of Radiology Okayama Unviersity Medical School
Kanazawa Susumu Department Of Radiology Okayama University Graduate School Of Medicine

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