インタンジブルズ評価に関する覚書
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概要
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有形資産に対するインタンジブルズ(無形資産)の重要性は近年高まりつつある。それにもかかわらず、財務諸表は十分な情報を提供しているとはいえない。むしろ提供されている情報は部分的であり、整合性に欠け、誤解を招くものであり、企業や投資家といったステークホルダーに対して膨大なコストを強いるものである。本稿の目的はこうした現状を解決するためのインタンジブルズ評価に関する最近の論文を展望することにある。インタンジブルズ評価のアプローチにはコスト(原価)アプローチ、マーケット(取得価額)・アプローチ、インカム(現在価値)アプローチなどがあり、それぞれに長所と短所が見られるものの、現在でもそれぞれに論文が展開されつつある。それらの展望を通して、インタンジブルズ評価に関する先行研究の問題点や、改善点などについて検討し、将来のあるべきインタンジブルズ評価についての提言を行う準備とする。
著者
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