材料取り合わせのための「再起型Revised First Fit」アルゴリズム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
材料取り合わせ問題(Cutting Stock Problem:CSP)は、ビンパッキング問題(Bin Packing Problem:BPP)を複数のビン種に拡張した問題で、多くの分野で広く適用が考えられる。本論文では、一次元BPPでもっとも簡便なヒューリスティック法のひとつであるFirst Fit(FF)法を利用して、材種の選択と割付けを行うように改良を加えたアルゴリズムを提案した。FF法は「良い割付けを先取りしていく」ため、「最後のほうにそのしわ寄せが出る」という弱点があるが、一方で極めて簡便なアルゴリズムのため処理時間が短いという特徴がある。提案したアルゴリズムはこの処理の速さを生かして、繰返し試行しながら材種を選択していくことで弱点を克服し、短時間の計算時間で良好な結果が得られることを示した。
- 大阪府立大学の論文
著者
関連論文
- Analysis of the Application for Principal Component Analysis and Multiple Correspondence Analysis to Machine Diagnosis Indices
- 材料取り合わせのためのRevised Minimum Bin Slack法
- 材料取り合わせのための「再起型Revised First Fit」アルゴリズム
- プレカット材料取り合わせにおける遺伝的アルゴリズムの適用
- The Framework for Enterprise IT Investment Management
- Construction Process Management System for Detached House Using Browser Phones