プレカット材料取り合わせにおける遺伝的アルゴリズムの適用
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概要
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ビンパッキング問題(Bin Packing Problem:BPP)は典型的な組み合わせ問題として多くの研究があり、その一種である材料取り合わせ問題も取り合わせパターンを数え上げる整数計画問題としてLP緩和問題(LP Relaxation)を解く方法や、もっと簡単なヒューリスティック法としてFirst Fit法やBest Fit法などがある。組み合わせ問題では最近はより効率的なメタヒューリスティックな方法として遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm:GA)の適用研究が多いが、BPPにおけるGAの適用事例は多くない。これはモデル化が困難なことに加え、交差や突然変異によって有効な子の生成を行うことが難しいためと考えられる。本論文では、取り合わせ問題の例としてプレカット材料の取り合わせをモデルに、これに対するGAの適用を検討した。プレカットの場合は一般のビンパッキング問題とは違い母材長が複数であるため、2重構造の文字列による遺伝子構造とし、収束性のよいモデルを確立した。
- 大阪府立大学の論文
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