わが国における白血病死亡率の統計的分析,1950〜2006年
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1950〜2006年の人口動態統計を用いて、白血病死亡率の統計的分析を行い、以下の結果が得られた。年齢調整死亡率は男女ともに1950年から1987年まで上昇するが、翌年から減少している。男子の骨脂性白血病と男女のリンパ性白血病の年齢調整死亡率は年次とともに5%水準で有意に上昇していた。一方、単球性白血病とその他の白血病死亡率は男女ともに減少していた。白血病死亡率の地域格差をみると、男女ともに九州地方で高く、一方、関東地方、近畿地方、東海地方で低い値が得られた。平均死亡年齢は57年間で男子は42歳、女子は45歳伸びたが、男女の平均死亡年齢は同程度であった。
著者
関連論文
- 過去34年間における10〜17歳までの体力・運動能力テストを用いた種目間の要因分析
- 日本におけるウエルドニッヒ・ホフマン病の発生率と死亡率の統計的分析、1979〜1996年
- わが国における白血病死亡率の統計的分析,1950〜2006年
- 火災及び火焔による死亡率の統計的分析,1968〜2004年
- 07-26-ダンス-02 過去34年間における10歳〜17歳までの体力変化の推移(07 発育発達,一般研究発表)
- 戦前におけるアルコール症死亡率の統計的分析ならびに戦後のアルコール症死亡率との比較分析
- アルコール症死亡率の統計的分析、1979〜1996年:年次推移、配偶関係、地域格差
- Mortality Rates of Subarachnoid Haemorrhage in Japan, 1968-1996 : Trends, Marital Status, and Geographical Variations