保育職志望学生の自然体験学習
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概要
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現代の子どもたちは,都市化の進行により,自然とかかわる遊び体験が少なくなってきている。しかし,子ども時代の自然とかかわる遊び体験は,豊かな成長に大きな影響を与えている。子どもとかかわる保育者は,自身の子ども時代からの自然体験を基に,子どもが示す様々な興味に適切に対応できることが求められる。そこで,保育職志望の学生を対象に自然体験の実態調査を行い,自身の自然体験をどのように感じているのか,また,子どもの自然体験をどのように捉えているのかについて考察した。自然体験はその人の育った,人や物の全てを含む環境によって大きな違いがあった。そして,自然体験が豊かな人は,子どもにも豊かな自然体験をさせたいと考える傾向が強かった。また,自然体験は子ども時代にしていなければならないということではなく,身近な自然を感じることが重要であるということが分かった。
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