女子短大生の踵骨骨量に影響を及ぼす因子
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概要
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生活習慣病の一つである骨租髭症は,近年患者数が増加している。骨量低下を防ぐには若年期の骨量を高めておく必要がある。そこで本研究では, 20歳前後の骨量に影響を及ぼす因子について明らかにすることを目的とした。18〜20歳の本学女子学生129名を対象に,超音波法による踵骨骨量測定,身体測定,生活習慣に関する自己記入式アンケート,およびSasakiらの方法による日常摂取食品の摂取頻度調査を行った。骨量とライフスタイル等との関係について検討した結果,女子短大生の骨量は,身長,体重,初経年齢,カルシウム,たんばく質,乳類,豆類,穀類摂取量,運動習慣の継続が相互に関連して影響していると考えられた。以上より,最大骨量に達する時期に十分な骨量を獲得することが必要であり,食事バランスの配慮,適正体重の維持,適度に足に負荷のかかる運動を継続していくことが重要であると示された。
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