側鎖長の異なる糖・リグニンPCLの熱的性質
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概要
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Polycaprolactone derivatives (PCL) were prepared using the hydroxyl group of plant components as a reaction site for ring opening polymerization of s-caprolactone(CL). Two different types of industrial lignin, such as sodium lingnodulfate (NaLS), hydrolysis lignin (HL), and saccharides, such as molasses (ML) and sucrose, were used as representatives of plant component. Among the above four samples, NaLS, HL and ML are byproducts of pulp and sugar industries. Molecular chain length of PCL was evaluated as CL/OH ratio. In this study, CL/OH ratio was varied from 10 to 100 mol/mol. Thermal properties of PCL derivatives were investigated by thermogravimetry (TG) and differential scanning calorimetry (DSC). Thermal decomposition temperature was observed in a temperature range from 390 and 400℃, which is the mainly affected by PCL component. Thermal decomposition of plant components was recognized as a small change at a temperature lower than the main decomposition. By DSC, glass transition, pre-melt crystallization and melting were observed from the low to high temperature range. Phase transition temperature of the PCL derivatives increases with increasing PCL chain length, although the effect of plant components is not prominent except NaLS.
- 福井工業大学の論文
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