老年看護実習において学生が体験する看護行為の分析 : 看護行為用語分類を用いての評価
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概要
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本研究の目的は、老年看護実習において学生が体験した看護行為を明らかにし臨床実習指導における課題を明らかにするため看護行為用語分類を用いて、学生が実施した看護行為、学生が見学した看護行為、学生が関わらなかった看護行為の3つの指標のもとに調査を行った。対象はA看護系短期大学で平成17年と平成18年に老年看護実習を履修した学生計148名。その結果、2年続けて60%以上の学生が実施体験した看護行為は観察・モニタリング領域の7行為、基本的生活行動の援助領域の12行為、情動・認知・行動への働きかけ領域の上行為、環境への働きかけ領域の1行為であった。今後の課題として、医療行為を体験できる場の調整や学生が体験した行動をどのような看護行為として意味づけられるか、学生に意識して体験を促進していく関わりがあげられた。
- 2008-03-31
著者
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