育ち合いの子育て支援活動 : 親子ひろば「はらっぱ」を事例として
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概要
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本稿では、子育て家庭が支え合い,育ち合う子育て支援活動について,兵庫県稲美町の子育てひろば「はらっぱ」を事例にとりあげ考察する。「はらっぱ」は2000年10月,幼児をもつ母親4人により子育てサークルとして発足した。現在はスタッフも30人に増え,稲美町社会福祉協議会に所属する「"子育てをもっと愉しむための活動を企画・運営する"子育てボランティアグループ」として活動している。「はらっぱ」の特徴は,当事者である親自身が主体的に関わり,参加者みんなの思いが集まってできる「場の力」を重視していることで、子どもや親自身の成長を共に喜び合える,育ち合いの場作りをめざしているという。本稿では,「はらっぱ」誕生から今日に至る7年余りの活動を紹介するとともに,子育て支援のあるべき方向性について考える。
著者
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