在宅ケアサービスにおける介護福祉士の専門性の研究
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概要
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本研究では、在宅ケアサービスを行う介護福祉士の専門性を評価するための知識と技術には、何が求められているのかを解明することを目的として調査を行った。その調査を集計し、因子分析を行って在宅ケアサービスを行う介護福祉士に必要とされている専門性に関する項目を確定した。本研究において確定した項目は、(1)利用者との信頼関係を構築する知識・技術、(2)障害や疾病に関する知識・技術、(3)多職種間の協働に関する知識・技術、(4)状況の変化に対応した介護の知識・技術、(5)衛生管理に関する知識・技術、(6)認知症に関する知識・技術、(7)福祉制度と法に関する知識、(8)栄養素と被服に関する知識・技術、(9)介護予防に関する知識・技術、 (10)価値観を尊重した介護技術、(11)緊急時に備えた介護技術、の11項目である。これらの在宅ケアサービスに必要とされている介護福祉士の専門性に関わる内容を骨子とする、介護福祉士養成教育が大切である。
- 東北文化学園大学の論文
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