社会福祉施設における生活認識の検討 : 施設職員と学生の視点から
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概要
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福祉施設における生活について、福祉施設で働き実際の処遇にあたっている施設職員の「施設生活」に対する認識と、社会福祉の学習に取り組みその理解に努める学生の意識とあわせて専門職者との認識の差異を探りながら、福祉施設での生活の視点を考察するための資料を得ることを目的とした。その結果、学生は福祉施設での生活を家庭での生活と同じように過ごしてもらえるよう、施設職員が工夫をし、配慮を行い、それを利用者に提供するものという意識が伺えた。一方施設職員は、家庭的な雰囲気の大切さを踏まえながらも実現できる取り組みには限界があるため、利用者個々の要望をどれだけ受け入れられるかに、より重点を置き、現場での実現可能な中から、利用者の意思を尊重し個別の対応を行うことで、利用者の生活の満足度を高めようと考えていることが示唆された。
- 東北文化学園大学の論文
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