内航船社から航海学会へのメッセージ(<特集>日本航海学会に期待する-II)
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概要
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個人・言語・文化・システムには目に見えない永年のデータベースを背負っており,かつ絶えず書き換えられている。この改訂がスムースに進行しないとセコハンになる。安全の定義は絶対性を含みがちな解釈より確率論・リスク導入の考えとなった。即ち国際規格として「許容されないリスクからの開放」となっている。この概念は許容残存リスクによりシステムの開発の為非常に透明性あり有効であろう。今後各界で議論を行いパブリックアクセプタンスの構築を期待したい。内航船が直面している解決・処理していくべき内容を安全(環境)という側面を通じて述べた。特定出来る日本の団体名等の例示については各位が「将来に向けて,災いを転じて福となす」努力実行中に敬意を払っている事を予想して掲出させていただいたので,不愉快性に対して許容されたい。
- 社団法人日本航海学会の論文
- 1999-09-25
著者
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