Web情報探索におけるブラウジングプロセスの分析 : 探索内容の明確さの違いによる検討
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概要
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本研究では,Web情報探索をブラウジングとして捉え,探索内容の明確さによって探索者のプロセスや困難を感じる状況にどのような違いが見られるのかを検討した.実験の結果,内容明確課題は検索式や検索結果の探索を重視するのに対して,内容不明確課題は個々のページの探索を重視することが示された.また,困難な状況について検討した結果,内容明確課題は,内容に即した検索語を考えることや,発見したページに探索内容が含まれているかを判断する際に困難を感じ,内容不明確課題は自分の興味を明らかにすることや,多くの情報の中から興味のあるものを見つけることに困難を感じていることが明らかになった.
- 日本教育工学会の論文
- 2006-12-20
著者
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