知的障害養護学校における「進路」に関する授業研究
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概要
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本研究では、知的障害養護学校の高等部の生徒を対象として行われた進路に関する授業について、授業批評および生徒の授業における記述の2点から分析を試みた。その結果、以下の3点が明らかになった。すなわち、(1)余暇に関する知識を深めるためには、多様な余暇についての情報の提供が有効であること、(2)地域障害者職業センターの役割の理解のためには、インターネットから職業センターの情報を得る、情報をもとに話し合う、さらに実際に見学するなど多面的な学習内容を計画的に展開することが重要であること、(3)進路に関する授業の改善に授業批評および生徒の授業における記述が影響を与えたことである。
- 日本特殊教育学会の論文
- 2006-01-31
著者
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