個人情報の検出・分類技術とその活用・保護への応用方法
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概要
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個人情報の漏洩を防止するための支援策として、個人情報を含む文書を自動的に検出するツールがある。しかし、従来のツールの殆どは人名や電話番号などを個別に検出するに留まり、本来の個人情報としての検出精度は低い。一方で、個人情報を正しく検出できれば、その漏洩防止だけでなく他にも有効な用途が考えられる。我々は、個人情報を高速に精度よく検出し分類できる技術を開発すると共に、その技術を情報セキュリティ管理におけるリスク評価に応用し、各文書中に含まれる個人情報の種類と数からリスクの評価に必要な資産価値を算定する方法を提案する。また、別の応用として、個人情報から問合せ先を区別することでKnow-Whoデータベースを手軽に構築できることを示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-01-31
著者
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